墓じまいの主な流れ
墓じまいするにあたり、しなければいけないことがいくつかあります。
2.閉眼供養を行ってお墓の撤去し、区画を更地にして、霊園や墓地に引き渡す
3.「埋葬証明書」や「受入証明書」「改葬許可書」を取得する
6.新しいお墓に改葬する、散骨する
1.墓地の管理人に墓じまいすることを伝える
家族や親族の間で墓じまいをすること伝えて、みんなからの同意が取れたら、お寺や霊園に墓じまいすることを伝えましょう。
墓じまいをスムーズに進めるためにも、あらかじめ電話などで相談しておくといいかもしれません!
勝手に墓じまいをすすめてしまいますとトラブルの原因になりますので、墓じまいをする前にしっかり話し合いをしておくことが大切です。
2.閉眼供養を行って墓石を撤去し、区画を更地に戻す
お墓を動かす前に、閉眼供養と呼ばれるお墓に宿った仏様の魂を抜き取る供養を行います。
僧侶が供養されますので、供養後に僧侶へお布施を渡します。
閉眼供養費とはこのお布施のことを指します。
目安として、約3万円~5万円となっております。
それから墓石を動かし、カロートから遺骨を取り出します。
そして、墓石を新しいお墓で使う場合は移動させる。
使わない墓石は解体され撤去した後、粉々にして処分されます。
墓石だけではなく、外柵や花立、植木などの付属品一式、すべてのものを撤去しなければいけません。
更地に戻した後、お墓の管理者に墓地を戻します。
撤去費用の目安としては1平米あたり約10万円~30万円となります。
お墓は一般的に重機を使って撤去しますが、お墓の場所によっては重機が入らず、手作業になってしまうこともあります。
そのような場合は撤去費用が高くなります。
しかし、お墓の立地場所や広さによって撤去費用が大幅に変わることがありますので、まずは相談してみてください。
3.「埋葬証明書」や「受入証明書」「改葬許可書」を取得する
改葬許可書
改葬許可申請書は、改葬許可証の交付を申請する書類で、現在の墓地がある自治体役所で配布しています。
改葬許可申請書はどこの自治体でも必要な書類です。
役所の窓口(環境衛生課、市民生活課など)またはHPから入手できます。
埋蔵(埋葬)証明書または署名・捺印
埋蔵(埋葬)証明書は、現在の墓地に誰が埋葬されているのかを証明する書類で、現在の墓地の管理者から発行してもらいます。
民営霊園や公営墓地なら管理事務所、寺院や墓地ならお寺から発行してもらいます。
ただし、埋蔵(埋葬)証明書の代わりに改葬許可申請書への署名・捺印でOKな場合もありますので、各自治体のHPで確認してみてください。
受入証明書
受入証明書は、墓地の契約を証明する書類で、新しい墓地(改葬先)の管理者が契約時に発行します。 墓じまいに必要な書類について 墓じまい後の納骨先に困ったら... コチラでしっかり供養できます。 ご郵送でご遺骨をお預かりしてその後のご供養までトータルにサポートしてもらえます! 最近は遠方にあるお墓 ...
しかし、改葬許可申請書に墓地名を記入すればOKなこともありますので、各自治体のHP等で確認してみてください。
必要書類については以前のブログを参考にされてください。
墓じまいに必要な書類について。
4.新しいお墓に改葬する、散骨する
移動させた遺骨は自宅に保管して手元供養したりし、散骨、樹木葬をなど故人の好きなものや希望の改葬ができるといいですね。
お墓は建てるのも、撤去するのも時間とお金かかります。
しかし、墓じまいをした人に聞いてみると、墓じまいをしてよかった。もっと早くから知ってたらよかったなど、前向きな発言が多かったです。
改葬の仕方
墓じまいをして残った遺骨は改葬しなければなりません。
新しいお墓を買って入れ替えたり、散骨、樹木葬、送骨などいろんな改葬の仕方があります。
その中でも最近、人気があるのが送骨です!!
誰でも簡単に!送骨はとってもわかりやすいシステムなんです。
スマホからこのままコチラに申し込みをしたら、梱包キットが送られてきますので、その段ボールのなかに骨壺ごと段ボールに収納して送り返します。
梱包キットの中身
- 段ボール(送られてきたのをそのまま使う)1枚
- 梱包マニュアル1枚
- 保護素材(プチプチ梱包)
- 透明テープ
- お名前シール
- ゆうパック着払い伝票
送り状も梱包キットの中に入っておりますし、ガムテープやプチプチまで用意されていますので、自分で用意するものは遺骨が入った骨壺と火葬許可書又は改葬許可書だけです。
誰の遺骨が間違いないように、骨壺にお名前シールを貼るようになっています。
送骨の料金
送骨の料金設定
- 39,800円(永代供養塔への合葬。合葬のお知らせメールあり)
- 79,800円(永代供養塔への合葬。名札付・埋蔵証明書発行)
- 398,000円(BOX型納骨下段。ご遺骨を20年間個別に安置後、合葬)
追加費用は一切なしで、最初の契約時に支払うのみの料金です!
送骨は金銭的にもとても負担のない供養方法となっております。
お墓をどうにかしたいと悩んでいる人、墓じまいしたのはいいけど、遺骨の処分に困っている人。
そんな人には送骨をおすすめします!