離壇したい理由。お寺の住職さんからセクハラうけてた！？

檀家をやめるきっかけ

墓じまいを検討している人は何かしら理由があって「墓じまいしたい」「離檀したい」と思っているかと思います。
悩みを抱えながらも離壇することに成功した人から話を聞くことができました。
みんなどんなことに悩んでいるのでしょうか。

耳より情報！

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30代Ｍさんの場合

母の代からずっと檀家になり、お世話になっていたお寺がありました。住職さんもとても良い方で私も安心していたのですが、その住職さんが5年前にお亡くなりになられました。その後、お寺を継いだ住職さんが40代の方だったのですが、”ちょっとおかしいな”と思うことが度々あったのです。私の勘違いかなと思い、気にせず暮らしていたのですが、近所に住む同じお寺の檀家の友達が、”あの新しい住職さん、ちょっとおかしくない？”と私に言ってきたのです。その友人に”なんかあったの？”って聞くと、”うん。実は・・・”と話してくれました。その新しい住職はセクハラする住職だったのです！！

セクハラ住職って実際にいるんですね。
どんな被害にあったのでしょうか。

まず私が最初に違和感を感じたのは、その住職さんと初めて会ったときに子供の有無を聞かれたので、"独身です"と答えたところ「なんで結婚してないんですか？」「独身だとさみしいですよね」と言われたときです。その時はそんなに気にしてなかったのですが、他にも会話の途中に肩をポンポンとされたり、「綺麗な髪ですね」と言って触ってきたり、思い返せばたくさんありました。私の友人はマッサージの仕事をしているのですが、寺にきてマッサージをして欲しいと頼まれそうです。もちろん出張はしていませんと断ったそうですが・・・。気持ち悪すぎます！！

この話を母にしたところ、母が"ちょうど墓じまいをしようかと思ってたところなの。あなたに負担をかけたくないし、この機会にもうお墓をおわらせましょう"と言ってくれました。私も今後その住職にお世話になりたくなかったので、墓じまいに賛成しました。お墓の管理はほぼ私と母がしていたので、親戚もみんな私たちの意見に同意してくれました。

大変でしたね。お母様に打ち明けるのも勇気が必要だったとおもいます。
でもそんなところに大事なお墓を預けたくないですよね。。
墓じまいを選択するのは当然かなと思います。

墓じまいをすることは決まったのですが、墓じまいした後の遺骨をどうするかの話し合いも母としました。私も独身ですし、新しいお墓を建てる資金もありません。そんなときネットニュースで見つけた送骨という言葉を思い出しました。送骨は文字通り遺骨をお寺に送って供養してもらうサービスです。これだとお墓の掃除も毎回しなくてすみますし、管理費などもかからないので、家計も楽になります。これから先のことを考えると私たちにとってとてもベストな選択でした。

離壇するきっかけは皆さん色々事情があるかとは思いますが、離壇後のことをしっかり考えることも大切です。
スムーズに墓じまいできるように、情報を集めておくといいかと思います。