墓じまいするとき寺院とのトラブルを避けるには?

寺院への相談


墓じまいをするのですが、寺院への相談のタイミングはいつ頃がいのでしょうか?

墓じまいすると決まったら、寺院へ電話にてお知らせをしてください。そしてそのときに面会日を決めましょう。面会の日にお墓を維持できなくなった理由を説明し、これまでお世話になった感謝の気持ちをお伝えして、埋蔵証明書の発行をお願いするといいかもしれません。

これまで供養と管理をしていただいていた寺院に対して、一言も相談なしに「明日、墓じまいしますね」といきなり前日に伝えることはちょっとマナーが悪いですよね。
寺院には改葬するための埋蔵証明書を用意してもらわないといけませんので、改葬を考えている理由をしっかり伝えて、お互い納得の上で改葬しましょう。

離檀料について

改葬(墓じまい)する際には、供養をしてくれた'お礼'をお渡しするのがマナーとなっています。
この'お礼'のことを最近では'離檀料'といいます。

お礼の金額は、地域や宗派によっても異なりますし、寺院と家の関係性によっても違ってくるでしょう。
しかし、目安としては法事3回分の金額と思っているといいかもしれません。
そのため改葬するための離檀料は10万円~20万円が相場となります。

離檀料でトラブルになるって聞いたのですが、高額な料金を請求されるケースもあるんですか?

改葬の際に「離檀料」として高額な料金を要求されるケースもあります。実際に500万や1000万などの料金を要求されたケースも発生しています。しかし、ほとんどが常識のあるお寺ですので、改葬=トラブルが起こる ではありませんのでご安心ください。

もし高額な離檀料を要求されて、自分で対処できない場合は、弁護士に相談することをおすすめします。

墓じまいしたいけど、離檀料はいくらかかる?

檀家とは? 檀家 特定の寺院に所属する家を「檀家(だんか)」といいます。檀家の役割は寺院を支援することです。 寺院にお墓の管理をしてもらい供養を任せる代わりに、お布施をして寺院の運営に関わる経済面を支 ...

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