住職と合わなくて墓じまいしました！経験談。

墓じまいをした理由

墓じまいを検討している人は何かしら理由があって「墓じまいしたい」と思っているかと思います。
悩みを抱えながらも無事に墓じまいすることに成功した人から話を聞くことができました。
みんな何をきっかけに墓じまいするのでしょうか。

墓じまい後の遺骨に悩んでいませんか？

40代Ｋさんの場合

主人の実家には先祖代々続いているお墓があります。もちろん主人もこのお墓に入るつもりでいました。しかし数年前に代変わりして、住職が変わったのです。この住職がクセの強い苦手なタイプで、初めて会った時からずっと私は嫌でした。話しかけるとめんどくさそうな顔をしたり、そのくせに高いお布施を要求してきたり。義両親は優しく温厚な性格なので、あまり気にしてない様子。でもある時、祖母の7回忌をお願いしたところ、態度も悪く、言ってることもコロコロ変わったりして、主人も不信感を抱き、「あの住職に今後任せて大丈夫なの？」と言うようになりました。

主人がそのことを義両親に話すと「これからはお前が継がなければならないし、お前が好きなようにすればいいじゃないか。」と言われたそうです。お墓を違う場所に新しく立て直した方がいいのか、お墓の引っ越しはできるのかとか、いろいろな解決策を探していました。そんな時、主人の海外転勤が決まりました。私たち夫婦には子供もいませんので、私も主人についていくことにしました。そんなこともあり、お墓の中の遺骨を送骨することに決めたのです。義両親は今、自分たちが死んだときに遺骨を送骨にしてもらうか散骨にしてもらうか色々悩んでいるそうです。もちろん代々受け継がれていたお墓を墓じまいすることは勇気のいることでしたが、このままずっと嫌な気持ちのまま住職と付き合っていくわけにもいかず、私たちが日本にいない間に優しい義両親がこの住職の言いなりになることも危惧して、ご先祖様たちのためにも墓じまいをすることにしました。

墓じまいをするきっかけは人それぞれあるかと思いますが、住職と合わないという理由から墓じまいを検討する人もすくなくありません。
人間同士、性格の不一致。合う合わないがありますからね。
無理に続ける必要もありません。
家族や親戚、みんなが納得いくように話し合うことが大切ですね！